2021.11.27

潤い。弾力。瑞々しさ。

恬愉に通って下さる方にとっては「耳にタコ」かも知れません。でも、大事なんで、やっぱり書きます!

冬は水を飲みましょう!

冬になって、肌が乾燥して痒い。なんだか浮腫む。鼻水が出る。胃の調子が悪い。頻尿気味。節々が痛む。そんな方、水飲んでみてください。それで症状が緩和されたら、水不足です。

厳密に言えば秋が深まった頃から、空気の乾燥と共に、水の摂取量を増やしていきます。植物が萎れかけていたら、水を与えますよね。乾燥地での生息に特化した植物はまた別ですが、根っこからゴキュっと水を飲み込む植物には、雨か水を与えるでしょう。

人間も同じことです。化粧水より、美容液より、コンドロイチンより「水の飲み方」を優先させて下さい。

人間の身体の6~7割は水で出来ています。身体の精密な働きに、新鮮な水は不可欠です。身体に水が入って来なければ、古い水を何度も濾して再利用するより他ありません。それが、頻尿や浮腫など、冒頭に書いた症状につながる事が多いのです。

ですから、身体への水の取り入れ方如何で、潤い、弾力のある、瑞々しい身体の保ち方は変わります。

患者さんたちに話を伺ってきた実感として「喉の渇き」と言うのは、若くても結構鈍りやすい感覚なのかな、と思います。「冬ってそんなに喉渇かないですよね。」と言って、本当に皆さんあまりお水を飲まれていない。そして、このマスク生活の中、一旦マスクを外してお水を飲むのは億劫に感じて飲む量がさらに減っている方もいらっしゃると思います。そうしてるうちに、さらに渇きの感覚を鈍らせてしまう…。まずいです。非常に。

とにかくこの冬、できるだけお水を摂る意識をして下さい。そうして、渇きの感覚の鋭敏さを取り戻して下さい。

今現在「水?お茶は飲んでるわよ。」「オチャケは少なくとも1リットルは飲むよ。」「コーヒーは水分に含まれますか?」とおっしゃる方。
お茶も、オチャケも、コーヒーも飲んでもいいですが、水は水です。常温の水。水を増やしてください。

冷えが強くて、冬の常温水を受け付けない。そんな方は
1.暖かい部屋で舐めるようにして飲む。
2.お白湯を一口飲んでから水を飲む。
3. 口をゆすぐ→ひと口水を含んでしばらく置く→粘ついてきたら吐く→粘つかなくなったら、一口ずつ飲む。

上記のどれかを、その時の状況、環境に合わせてやってみて下さい。そして、常温での飲水に慣らしていってください。

量の目安は、リップなしで唇が潤っているぐらい。個人差や、その時の気象条件など、変動因子があるので一概に一日○リットルと言うことは出来ません。マスク生活で唇の潤いはわかりにくくなっています。一晩リップ&マスクなしで就寝してみて下さい。翌朝カサカサしてたらそれはもう足りていません。どうか、高価な化粧品に切り替える前にお水を飲んでみてください。

一年を通しての水の摂り方は、クラブ整体#14にも紹介してあります。こちらも読んでみて下さい。

では今回はこの辺で失礼いたします。